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東アジア日本学研究 第12号(2024年8月15日)
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第1回東アジア日本学研究学会常任理事会拡大大会を開催しました。(2024年7月5日・zoom形式)
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役員名簿の変更(2024年6月17日)
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会長就任挨拶(2024年04月01日)
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学会誌第11号が完成しました。(2024年3月8日)
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学会誌第10号が完成しました。(2023年9月12日)
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2024年4月1日 会長就任挨拶
会員の皆様へ
いよいよ万物が蘇生し、桜花爛漫と咲く春を迎えましたが、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、今年年初、本学会第三期理事会の審議と2 月19 日に行われた総会の議を経て、この度無能ながら第四期会長に選ばれましたことを大変恐縮に存じております。と同時に、私を信任してくださった会員皆様に心より感謝の意を表したいと思います。
前にもお話しましたように、本学会は紆余曲折を経て2018 年9 月、煙台にある魯東大学にて呱々の声を上げ、今年でもはや6年目を迎えました。その間、第一期と第二期の安達義弘会長、第三期の金龍哲会長の献身的な努力と会員皆様のご協力とお支えの下で、丸々3年間のコロナ禍にもかかわらず、全体として学会は順調に運営されてきました。これは偏に会員皆様のお陰であることは言うまでもありません。この場を借りて、改めて会員皆様に深甚なる謝意を表します。
周知の通り、80 億という膨大な人口を抱えているこの地球は決して穏やかではありません。一心に世界平和を望む大多数の人々の願望とは裏腹に地域や国家間の領土や覇権の争い、国・民族・宗教による紛争は絶えもしません。心痛ましいことであります。とりわけ近年、政治による日中韓の不協和音が続き、様々な不安定要素を孕んでいますが、このような好ましくない動きがその他の分野に与える影響も決して無視できません。しかし、本学会は日中韓 3カ国を中心とした国際的な日本学研究の学会であって政治的な団体ではありません。したがって、国家、民族、宗教を超えた学術の研究こそが唯一私たちが取り組まなければならない課題であります。
5年余にわたって歩んできた本学会の道程を振り返ってみますと、年一回の学術大会、会員数の増加や学会誌の発行など目に見える実績は少なくありません。しかし、会員管理、学会の活性化、会費納入など数多くの解決すべき問題を抱えているのも事実であります。このような積み残された諸問題について任期の2 年間にわたって、会員の皆様と一緒に一つひとつ解決していくつもりですので、どうか会員皆様のご指導・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
2024年4月1日 東アジア日本学研究学会会長 李東哲拝
2022年4月6日 会長就任あいさつ
この度、東アジア日本学研究学会会長を拝命しました金龍哲です。就任にあたり、簡単にご挨拶を申し上げたいと思います。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が依然として世界的規模で猛威を振るい、エスカレートしていく国際紛争の行方が懸念される中、かつて経験したことのない無力感や共感疲労に悩みながらも、自らを奮い立たせ、自分にできることに尽力してきた2年間でした。今までの日常が様代わりし、研究活動に多くの制限が課されてきた中でも本学会においては、学会発表と学会誌の編集は継続され、会員間の学術交流が活発化し、学会の規模は拡大してまいりました。
2022年4月現在、東アジア日本学研究学会は会員数213名を数えるに至りました。成立して間もない、よちよち歩き出した学会がこのような成長を成し遂げ、これからも一人前の学術団体として益々の成長が期待できるようになったのは、いうまでもなく会員の皆様の努力の賜物です。特に、本学会設立の発起人の皆様、初代会長の安達先生、会の生みの親である李東哲先生、編集委員長の杉村先生、事務局の金珽実先生をはじめとして、本学会の発展に尽力していただいた皆様に心より感謝申し上げたいと思います。
異なる文化的背景を持つ東アジアの研究者が自らの個性を保ちつつ、日本の言語、文化、歴史、経済、教育、社会など幅広い分野に興味を持ち、ともに探求をしていくことで、日本学の研究に新風を吹き込むことと信じています。様々な立場に立脚し、独自の問題意識を持ち、異なる視点を持ちつつ、同じプラットホームを共有して切磋琢磨していくことは、「真理の探究」のみならず、研究者としての成長にも大きく貢献すると考えます。東アジア日本学研究学会は、まさに東アジアの研究者が共有するプラットホームなのです。
中国、韓国、日本の研究者を中心に成り立つ国際学会であること、ローテーションで開催される年度大会と通して違う文化を体感しながら学術の国際交流が可能であること、年2回の学会誌編集で研究成果発表の機会が提供されていること、多種多様な研究領域を持つ研究者が一堂に集い刺激し合うこと、自由で活発な学術的雰囲気が醸成されつつあることなど、本学会は若くて小規模でありながら会員にとっては「居心地がよく、役に立つ学会」だと自負しています。
課題もあります。理事会の構成、会長の選出、意思決定の仕組みを含めた組織としての在り方、そして若手会員の補充、年会費徴収、ホームページの充実を含めた学会広報など学会運営については、これからの重要課題として継続的に検討していく必要があります。皆様のご指導とご協力の下、真剣に取り組んでいきたいと考えています。
「自分で出来ることも大事だが、出来る人を多く知っていることの方がもっと大事だ」と伊藤穣一はいいます。微力な私ですが、幸いなことに、周りに「出来る人」が多くいます。東アジア日本学研究学会の更なる飛躍に向けて周りに助けられながら、尽力していく所存ですので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
2022年4月6日 東アジア日本学研究学会会長 金龍哲
東アジア日本学研究国際シンポジウム 本年度大会日程と場所
1.日時:2022年9月11日(日)
2.会場:日本大学
3.なお、大会開催形式(対面orリモートorハイブリット?)、プ ログラムを含めた詳細は、改めで大会実行委員会から通知する。学会事務局
4.参加申込み:
申込書に必要事項をご記入後、下記メールアドレスへ送ってください。
非会員の方は、事務局までお問い合わせください。
東アジア日本学研究学会事務局 E-mail: eaja2017@163.com
(1)2022年度研究大会のご案内(2022年6月24日)
▶2022.09 第4回国際シンポジウム研究発表募集のお知らせ